電気ポット 温度ヒューズ 交換
象印の CV-PS30 という型番の電気ポットが故障して湯を沸かせなくなったので修理をすることにしました。底面に溝が星形の特殊ネジ(トルクスネジ)があるのでこれを外します。金属円盤を外して現れる左右のネジともう一本側面のネジを外すと底面のプラスチックカバーを外せます。


今回の故障は電源ケーブルをコンセントに差してもランプも点かず何の反応もありません。テスターを使って電源プラグからの導通を調べてみるとすぐに原因は温度ヒューズの断線だとわかりました。

温度ヒューズはショット社の SEFUSE H172E が使われてたので注文しようとして検索しましたが廃番になっていて困りました。さらに検索してみるとパーフェクトな記事を見つけました。
https://pac747.livedoor.blog/archives/4761459.html
コーヒーメーカーが壊れて温度ヒューズを交換して修理した記録になっています。さっそくこの方に倣って廃番になった製品の代わりにOHM社のDZ-S169 [ペレット型温度ヒューズ 10A-250V 169度] 2本入りをヨドバシで262円で購入することができました。 記事を書かれた方には本当に感謝です。

もともと配線されていた温度ヒューズは強力なカシメで接続されていたのでニッパーで切り離して、新しく購入した温度ヒューズは半田付けしました。


配線間に短絡が無いかを最終確認して組立直して電源ケーブルをコンセントに差すと、ちゃんとお湯が沸いて沸騰後は保温動作に正しく移行してくれました。
(YI)
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