最近 Android アプリケーションをメンテナンスする機会があったので開発環境について記録を残します。
2022年前半にスマートフォン用 Android アプリケーション4本の開発を集中的に行いました。Windows PC に Android アプリケーション開発用の AndroidStudio をインストールしています。
Android OS はバージョンアップが頻繁に行われて AndroidStudio で使用できる API には非推奨になるものがたくさんあります。アプリケーション開発途上で参考にしようと参照したサンプルコードがすでに非推奨で使えなくなっているという事が頻繁にありました。
そんな経緯もあり開発したアプリケーションを正常に動かせなくなるのではないかという不安のため、SDKバージョンを合わせて置けば大丈夫とは思うものの、あえて開発環境を最新のものには更新していません。ここでは開発環境の記録にとどめてインストールや設定については省略します。
その後の経緯:
さすがに4年も前のバージョンのままでは取り残されてしまうなということでバージョンアップをすることにしました。
ただ最初に開発したバージョンは基準として残して置きたかったので、マルチバージョン化して最新版をインストールすることにしたので記録を追加しておきます。
Windows PC :
プロセッサ Intel(R) Core(TM) i5-10400 CPU @ 2.90GHz 2.90 GHz
実装 RAM 32.0 GB (31.9 GB 使用可能)
エディション Windows 10 Pro
バージョン 22H2
Android Studio Arctic Fox:




Android Studio Koala:

スクロールしていくと 「Android Studio のダウンロード」が現れます。
ここから「.exe インストーラがない」 zip ファイルを選択します。

利用規約に同意して、ダウンロード先のフォルダを指定します。
zip ファイルがダウンロードできるので、全て解凍します。
解凍したフォルダの中身を見ると「android-studio」というフォルダがあります。
フォルダ名を「Android Studio 2024」にリネームします。
リネームしたフォルダを Program Files\Android\ フォルダに移動します。

Arctic Fox は Android Studio フォルダ、Koala は Android Studio 2024 フォルダになります。

bin フォルダに studio64.exe があるのでクリックすると Android Studio が立ち上がります。



以上で Arctic Fox と Koala の両方のバージョンを利用できる開発環境が整いました。
(YI)