心地よい暖かさ・・・蓄熱暖房機

今冬は暖冬とは言われるもののやはり寒いですね。 寒波がやってくると特に寒さが身に沁みます。こんな時は家の中で暖かく過ごしたいものです。

蓄熱暖房機は深夜電力を使って本体内部のレンガをヒーターで加熱します。 熱を持ったレンガはすぐには冷めないので暖かさが一日中持続します。 朝05:00-07:00、夕16:00-23:00の間だけタイマーで本体内部のファンを回してやると、真冬でも玄関土間から風呂の脱衣場まで全部屋の隅々まで20℃以上に保つことができます。 一階、二階には各1台だけ設置していて高気密住宅に熱交換気ユニットによる空気循環が寄与していると思います。


一階 玄関脇

一階 玄関脇に設置された蓄熱暖房機

一階 蓄熱暖房機概要

メーカーDimplex
型番VUEi 40J
定格消費電力単相200V4kW
制御100V18W
外形寸法926mm
高さ672mm
奥行250mm
重量176kg

一階玄関脇は建築設計時に蓄熱暖房機を据え付ける準備をしておきました。 具体的には分電盤に 単相200V 30A ブレーカと設置予定場所直近に単相200V直接配線用ジョイントボックス、そして床の耐荷重補強を行っています。

Dimplex 社の VUEi 40J を設置しました。 電源は給湯器エコキュート用に「時間帯別電灯契約」にしているので、深夜電力帯 23:00-07:00 に蓄熱するように設定しています。

二階 リビング中央

二階にも蓄熱暖房機を設置しました。 厳冬期でも昼間太陽の日差しがあれば、高気密住宅と南向きに全面ガラスドアが4枚あるので、暖房が無くとも部屋の温度は20℃以上あります。 ただ朝、晩や天気が悪くて日差しが無いと冷えてくるので二階にも蓄熱暖房機を設置しました。

二階 リビングに設置された蓄熱暖房機 
犬用のケージをガードとして利用しています。

二階には建築設計時に準備はしていないのでどうやって取り付けるか色々考えました。 単相200V電源はエアコン用に200V20Aブレーカがあるのでこれを共用します。 エアコン用200Vコンセントの手前にジョイントボックスを増設して蓄熱暖房機にはダイレクト配線としています。 床には面積の広い12mm合板を2枚重ねて下に敷くことで荷重分散するようにしました。

一階と同じように二階も 4kW にしようと思ったのですが、ブレーカ容量と床の耐荷重を考慮して最終的にはサニカ株式会社のアルディRDF-S3040 3kW型にしました。 

メーカーサニカ
型番RDF-S3040
定格消費電力単相200V3kW
制御100V15W
外形寸法766mm
高さ640mm
奥行320mm
重量138kg

蓄熱暖房機の構造上電源投入後すぐには暖まらないので、寒くなる前夜に電源を入れておけばあとは心地よい暖かさとなります。

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